2012年07月27日

番狂わせ演出 日本がスペイン撃破

ロンドンオリンピック グループD

U−23日本がグラスゴーでU−23スペインと対戦。

試合は、大津のゴールで
日本が1−0でスペインに勝利した。

初戦から優勝候補スペインが相手ということで
苦戦予想がされていた対戦ですが蓋を開けて見れば日本の勝利。

個人的には、ここはドローで御の字と思っていたので
勝ったことは正直言って驚きです。脱帽しました。

日本 スペイン フォーメーション

スペイン相手に苦戦が予想された反面、
これいけるんじゃねぇ?という感触を得られたのが
先日のメキシコ戦ではなかっただろうか。

仮想スペインに見立てたメキシコ相手に
劇的に勝利し大きな自信を得る事ができたこと、
また対スペインのシミュレーションが事前にできた事で
本番でも臆するところはなかった事が昨日の結果に繋がったように思う。

そのメキシコ戦と昨日のスペイン戦との共通点としては
先制点を奪えたということで、
メキシコ戦では相手のミスから、スペイン戦ではコーナーキックからと
日本が能動的に流れの中から崩そうと試みた時ではなく、
やや偶発的な事象も加味されての先制だった。

このように意図していないところで先制できてしまうというのは
日本だけでなく、どのチームにも起こり得ることである。

問題はこのリードをどのように使えるかということだと思う。

このリードを盾にして相手に攻めさせてカウンターを狙うなど
如何にしてこの優位を使えるかというところで、
ゴールを決めて興奮冷めやらぬ時に同点ゴールを奪われるなどしたら
せっかくの先制点がフイになり最悪である。

特にラインを作って守備から入る日本にとっては
失点をしないということが求められるが
メキシコ戦での日本は前半の早い時間帯に
その優位性を築いておきながら前半の内に失点し同点にされている。

そういったところからも
日本がメキシコ戦から課題を修正できるのかが
ひとつ勝負の鍵だったように思う。


その課題の守備に関しては吉田、徳永のオーバーエイジ組が
予想を超えて安定感をもたらしている。

ただ、昨日に関してはオーバーエイジの安定感ある守備以上に
スペインに助けられたところはあったように思う。

そのひとつは言うまでもなく
スペインのイニゴ・マルティネスが永井を倒したことで
退場して1人少なくなったことであり、
それがこの試合の勝敗を大きく左右した。

数的有利になったことで
日本の勝利がグッと近づいたのは間違いない。

日本を助けたもうひとつの要因を挙げると
スペインの攻撃の仕方にあったように思う。

ラインを形成して組織的に守備をする日本を崩すのは
そんなに簡単なことではないかと思うが、
親善試合でメキシコがその日本の守備を崩した方法は
日本の攻撃のボールを奪ってからのカウンターであり、
攻から守への切り替え時を狙ってのもの。

再び用いますが、これですね

日本の失点シーン

つまりは攻から守へ移る時の日本のラインが崩れた状態において
速攻を用いることで打開している。

そのようなメキシコが日本からゴールを奪った速攻が
スペインにはなかった。

いつでも崩せるという自信からか
スペインが遅攻に偏った攻め方だったため、
日本は守備組織を大きく崩すことがなかった。

ラインを保って組織的に守り続けられるという事であれば
個々の選手の出足の良さと、
体格が大きく変わらないスペイン相手なら
フィジカルコンタクトでも負けないことで
ある程度守れる計算が成り立つ。

遅攻であれば準備もできるというところで
90分通して組織性を失わなかった日本が
失点を免れることができた要因のひとつであったように思う。


スペインに助けられただけでない部分としては
永井の存在が大きかった。

足の速い永井が前線からボールを追い回すことで
スペインのボール回しを難しくさせリズムを掴ませなかった。

後方からビルドアップしたいスペインにとっては
厄介な存在となったように思う。

メキシコ戦ではスタミナ切れが見受けられた永井だが、
スペイン戦では疲労困憊になりながら
追いかけ続けた姿勢には頭が下がりました。

攻撃でも守備でも貢献度が高かったと思う。


まあ、終盤には何度もあった決定機を外して
突き放すところまではいかなかった日本ではありますが、
リードを保ったまま無失点で終われたというところは
メキシコ戦からも進歩を感じます。

ラインを作って守るなど
チーム戦術を身につけ貫き通せるのであれば
試合を壊すことなく安定した試合をする事が可能なはずで、
バックボーンがあるという事は今後にも期待できるところ。

初戦でブラジルに勝ちながらも
グループを突破できなかったアトランタの時とは
勝った中身が異なるので
同じ事にはならないのではないかと思う。

喜ぶのはまだ早いとは思うが、
グループステージ突破が見えてきたのではないだろうか。








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posted by ピーター・ジョソソン at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | U(アンダー)世代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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